2001年2月2日

こんにちは!
僕はプータです。
4才を過ぎたときにインスリノーマに
低血糖で時々発作、でも頑張って頑張って
でも 2001年2月2日 6才と2ヶ月で、
ついに「プータ物語」は終了しました。


病名は「インスリノーマ」と
「拡張性心不全」それに伴う「肺水腫」を
頑張ってコントロールしていたの・・・
みんな応援してくれてありがとう\(^o^)/













右の写真をクリックすると 
X線写真が見られるよ。
 
血液検査の結果もあるから、見てみて!


2000年1月1日撮影   










ZZZZZ

                            2000年9月16日撮影          
抱っこで満足!プータ
腕白ボウズもインスリノーマにゃかなわない。
すぐ疲れる
 抱っこ好きなイタチプータは、病気になってから
体調が悪いとすぐに抱っこをせがむ、そうすると
安心して眠りに入る。



11月23日
3週間毎の定期検診にいく。血液検査をすると血糖値は34と低く
発作ぎりぎりの状態。皮下注射をして貰い、今後毎日飲むステロイドは
1錠1/4を1錠1/2に増量することになった。ここまで増やさずに来れたのは
奇跡と思い、プータが少しでも楽になるなら多少の増量もやむえないか。
 家に帰り夜になると、プータは顔つきがはっきりして、這いずっていた
お腹も持ち上がり、遊びたがる。久々に見た光景(T^T) 薬が効いて
いるだけだと思うと とても不憫。
11月24日
皮下注射から12時間後に投薬1錠
結果は非常に元気になってしまった。(薬の効果が出すぎてあとが心配)
11月25日
この日から24時間おきに1錠1/2
やはり先日の反動か、ほとんど寝たきりで元気がない
11月30日
インスリノーマの発作を起こす。
久々の発作に仰天。よだれを垂らし、部屋の中を徘徊して、そばに寄るのもいやがるが、1時間後に落ち着き食事をとったら、気持ちよさそうに寝る。
12月1日
動物病院に電話をして相談。
1回のステロイドを増やすのでなく 二回に分けて与えることにする。
12月2日
12時間おきに、ステロイド3/4錠あたえる。
前日よりは調子がいいようだ。活発にではないが、ヒクヒクとか首を持ち上げて寝る等の悪いときの状態にはならなくなった。このまま安定してくれると良いのだが・・・
12月3日
 プータの首には皮脂腫瘍があって、普通だったらすぐ切除出来るけど
ちょっとした麻酔もかけられないために、そのままにしていました。
その出来物は成長して直径1.5cmに。たまに出血するために巨大な「かさぶた」状に・・
 今日お腹の中に入れて抱っこしていたら、突然「かさぶた」が剥がれて大出血!
それから時々出血・・・・こまった
12月5日
 出血が止まらないために動物病院に行きました。血糖値が37と低く、
ステロイドの注射をしてもらい、それから切除と言うことに。
色々相談してから、キノコ状になった患部の根元を縛り、はさみで切り
取ることに。これだと痛がるのも一瞬だとのこと。
傷口は縫合され出血の恐れもなくメデタシメデタシ!
プータはその間我慢我慢の良い子にしてじっと耐えていました。・・・えらい!

 ※この日からステロイド1錠を12時間おきに変更
12月9日
首にあった腫瘍切除手術後、特に化膿もせず順調。
ステロイドの増量でやっとそこそこの元気が出る。食事タイムなど
直ぐにやってくるし、おねだりも良くするようになる(^_^)v
12月24日0時
プータの誕生日 ついに6歳\(^@^)/
サンタさんは我が家へのサンタの贈り物はプータが無事誕生日を
迎えられたこと\(^o^)/
特製ケーキでお祝いしたよ。豆腐をベースに卵とクリームで・・・
でもあまり沢山食べるといけないからちょっとだけだったけど、かぶり
ついて大変だった。
写真があるから見てね
12月27日
ちょっといやな咳が出る。先生の話では、一度肺水腫になっているために 肺の一部が機能してない可能性があるとのこと。
2001年1月4日
後ろ足が弱まり歩くのが大変。寝駕籠から出るに出られず、ウンチを
漏らすことしばしば(;_;)
検査の結果、太りすぎのせい。年末まで維持した体重が一気に上がって
しまったためか・・
食事を1割減らし、卵なども中止することにする。最近しばしばある
苦しそうな咳も肥満が横隔膜を圧迫している可能性がある。
1月16日
ますます弱っている(T^T) 14日は起きられずほとんど寝た状態。
今日は何とかトイレにいけたけれど、いままで「ご飯!」の声で
頑張って食堂(彼の)まで歩いていたのだが、全然起きないので
少しなめさせて起こさなくてはいけない。
1月23
朝から極端に食欲不振。よく見ると右頬が腫れている。内出血まで起こしているようだ。歯肉炎。歯茎から最近が入り、抵抗力が落ちているために、腫れが唇まで達している。動物病院に連れていき、抗生物質を1日2回投与。
1月27
23日からの食欲不振は戻らない。しかし抗生物質が効いたのか、腫れが少し治まってきた。このまま良くなり食欲が戻ると嬉しいのだが。
1月28日
薬を混ぜたバイト(栄養剤)も嫌がるようになってしまった。食事も今までの半分とらせるのがやっとになってしまった
1月29日
右頬が再悪化!かなりひどいし彼も辛そう。この日から「カロリーアップ」という栄養剤を飲ませるようにする。また病院で貰った栄養剤を注射器を使って口に入れるが、彼はとてもイヤそう。一生懸命出そうとする。
1月30日
動物病院へ。初めて数値的に悪い物が出た。体重激減。脱水症状。白血球の増加。ヘマトクリットも増加傾向。危惧すべきはBUNが急に増加している。抗生物質の種類を変えて見ることにした。
腫れた頬から膿を出し、効果のある抗生物質を探すことになる。また、薬はシロップにして与えることになる。ブドウ糖液で溶かし注射器を使い口に流し込む。
本人は嫌がるが我慢してくれ!
1月31日
昨日から黒いタール状の便が出る。消化管出血か・・・ミルクやカロリーアップなど
ミルクによる下痢と色か・・・ ミルクを一時やめて様子を見ることに。
2月1日
ミルクをやめたことによって黒いタール便が改善された。ミルクは薄くして与えることに。頬の腫れも改善されつつある。今度の抗生物質は効いたようだ。膿の出ていた
傷も綺麗になってきて、いつもの男前のプータになってきた。
2月2日
AM1時30分ごろから今までにない発作を起こし始めた。体をくねらせ。宙を掻き痛がる。最初はインスリノーマの発作に思えたが、様子が違う。救急に行くことを考えたが、どちらにしても死期が近いことを感じ、朝まで持ってくれれば主治医の元に行くことに。朝6時大きな発作が来て静かになる。呼吸が静かに止まり、心臓が最後のリズムをたたいている。手を胸に当てると大きく「ピクッ」としてさようならのメッセージを伝えてくれた。 6時15分グッバイプータ!
最高だったよ!おまえは!
悔やむのは内臓肥満を抑えるために、数日前から大好きな卵を与えなかったこと。こんな事ならいーっぱいあげればよかった〜 (T^T)
2月2日朝
プータはタオルでくるみ、一緒に寝る。そして泣いて過ごす。
時々触ると温もりが消えていき、体がだんだん硬直。
そしてまた泣いて・・・。
仕事先にメールを出し、訃報を知らせ休ませて貰いました。

2月2日午後 箱を近くのホームセンターで小綺麗な箱を見つけ
その中に安置。体の回りを沢山の花で飾ってあげました。そして
近くの慈恵院(禅寺)に行き火葬・・・・・・。
 ここはプータのお嫁さん「イータン」が眠っているところです。
本当はプータの大好きだった、浅間山の麓にある山小屋の庭に埋め、
土に返してあげたかったけれど、今は大雪だし土は凍っているので、
骨にしてあげることにしました。春になったらいつも歩いた山に
連れていこう・・・

 火葬場ではプ父は大泣き!泣きながら髭を2本切り取り形見に。
プータには引っ越し通知(家と3人で撮った写真)を持たせました。

 しばらくして係りの人が迎えに来て骨を拾いました。思ったより
綺麗な骨格でした。そして予想通り大きな頭蓋骨。太い骨、骨、骨・・・
足から拾い、痛かっただろう骨折跡のある背骨を見て涙・・
大きな骨壺に小さな骨が治まり最後に喉仏、頭蓋骨が
入れられました。(喉仏はちゃんと仏様が座っていた!)
それから御堂でお経を上げて貰い・・・終わりました。

 この日は朝からどんよりと曇っていたのですが、お経が終わり外に
出ると、青空が広がっています。天はプータを青空で迎えて
くれたようです。

帰ってきて祭壇を作り、花を生けました。写真を飾り・・

この日食事をしたのも覚えていません。ただ1日泣いて
ボーとして寝て泣いて・・・

翌日は仕事。
仕事中もミスが連発!・・集中できない・・
帰ってきたら祭壇に小さなロウソクと小さな線香が。

翌々日からは、仕事中は忘れる努力をして集中して頑張っていますが、
帰りの車中で無性に悲しくなり涙が出る。そして、家にはいると
ついいつものように、プータの寝駕籠を見てしまう。

 コメントが書けないまま日にちが立ち、先日4日間ほど仕事で旅に
でました。その間は忙しく時々思い出す程度でしたが、帰ってきて
もう大丈夫!と思いつつコメントを書き始めたらまた涙涙・・・
文字が見えなくなる(T^T) とうぶん復活でき無いみたい(^^;ゞ

未だに尾を引いていますがもう完全復活しなくては!\(^@^)/ブヒ!

そうそう プ父は元々火葬やお経は好きでなかったのです。
できたら、ただ土に戻してやりたかったのですが、かなわないまま
お経を上げて貰うとなんかプータが幸せなところに行けたような気が
しました。心を整理するには良かったようです。

多くの方にご心配かけました。メールを頂いたり、励ましていただき
とても嬉しかったです。そしてありがとう!


 
ぼくにメールちょうだいね byプータ
GO TOP